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いよいよJBCを明日に控えた園田競馬ですが、当日は県外からも
応援に駆けつけてくださるファンの方もさぞかし多いかと思います。



全国から選ばれし強豪が一堂に会する競馬の祭典。
“そのだ熱帯化”とのキャッチフレーズがあるように
観戦するすべてのファンが熱くなるようなレースを期待したいものです。



しかし…同じ競馬を楽しむなら『馬券を取りたい!』
きっとこの想いはホームの園田ファンもビジターファンも共通のものだと考えます。



そこでこの度、関西学生愛馬会が担当するJBCリレーコラムでは
“園田競馬のコース説明&馬券戦略”をメインテーマに
距離別コース解説→最終的には応用編として馬券購入のヒントを紹介していきます。



私のような(笑)園田の常連さんも、初めて園田へ来られるお客様も
朝からのレースを楽しみつつ、JBC競走に向けきっちりと馬券を的中しておきましょう!


まず、園田競馬場のコース紹介からですが、1周1,051m。コーナーは、スパイラルカーブを採用。向正面から3コーナーにかけては高低差1.2mの坂があります。(以上、公式HP参照)



印象で言えばこのコース、カーブがとにかくきつい!
数ある地方競馬の中でも屈指のレベルではないだろうかと思います。
実際のレースでは向こう正面から追い通しでいるパターンが多く見受けられます。



次に、園田競馬場では820m、1230m、1400m、1700m、1870m、2400mと
6つの距離でレースが実施されています。
通常開催では1230m、1400m、1700mを中心にレースが編成されています。
小回りコースゆえ、820m戦以外は、ゴール前を2回(2400mでは3回)通過します。
小回りで面白くないという方も多いかもしれませんが、小回りゆえ、直線からゴール前まで
1レースで馬を2回見ることが出来ます。




園田競馬場では以下の距離でもレースが行われることがあります。
【820m】2歳馬によるファーストトライ競走
【1870m】県内重賞競走や、JBCクラシックのような中央・地方交流重賞競走
【2400m】六甲盃や園田金盃、兵庫大賞典などごくわずかな県内重賞競走

ちなみに姫路競馬場では1500mという距離が存在します。

それではJBC当日に施行される1400m、1700m、1870mについて
解説していきます。


S50



【1400m】

園田競馬で1番多く組まれる距離です。4コーナー奥のポケットがスタート地点です。
下級条件はDクラスから最上級ではオープン(Sクラス)まで幅広く組まれています。
当然、1番多く組まれているということは1400mを把握することが
園田競馬における馬券的中への近道といっても決して過言ではないでしょう。



1400mのレースは、スタートして300mほどを使って先行争いが繰り広げられます。
この先行争い、外枠の逃げ馬(特に人気薄)には注意を要します。



結果の出ない差し馬が外枠に入ったときに逃げて前残りというレースが意外に多いです。
上にも書きましたが、直線距離が長いので他馬に被されない外枠が比較的有利です。
そして向こう正面に達するまでに逃げを確保した馬が他馬から競りかけられることは
まずありえません。1コーナーから2コーナーまでにギアを1段階下げて楽をし、後ろで
差しを目論む騎手の思惑を嘲笑うかのように直線ギリギリ一杯ゴールまで粘ります。



この意図を汲み取る方法として有効と感じるのは、競馬キンキ(現地の専門紙)の
厩舎談話にある『無理してでも前に行ってもらう』といった先行作戦の示唆、または
突然、騎手を替えてきた場合はなおさら一考を要します。

特にDやCクラスといった下級条件ではよくある光景ですし、こういった戦法を得意とする坂本、板野、小谷、武藤、平原騎手といった若手や中堅の騎手を狙ってみてほしい。

逆に木村、川原、田中騎手といったリーディング上位どころの騎手は妙味も少ないですし
午前中の穴狙いなら、買い被りは避けるというのも1つの作戦ではないでしょうか。







【1700m】

中級から上級クラス(B3~A1またSクラス)で組まれる距離です。今回は楠賞と兵庫クイーンカップの2重賞で汲まれています。向こう正面からスタートしてすぐに、1400mとは違ってスパイラルカーブが待ち構えています。

先行する馬はこのカーブまでにポジショニングを決めておかないと苦しくなります。
差し馬は後ろでじっくりと構えるため、1400mと比べて縦長の隊列になる場合が
格段にアップします。


先行して飛ばす馬は向こう正面まで相当な距離のリードを取りますが
最後方待機の馬ともなると向こう正面入り口で手綱が動いていることも。
1400mよりは断然仕掛けが早くなりますので、坂の手前では団子状態です。



この距離で重要なのは、枠順の差です。
外枠の差し馬はスタートした後の最初のカーブで距離ロスが少なからず発生しますし、
向こう正面から捲くっていく際には、前を行っていたバテて下がった先行馬を避けるべく
外に持ち出そうとするため、ここでも距離ロスが生じます。これでは苦戦は免れません。



では、最も理想的な枠順は何か?

内枠です。それも最内枠。
理論的に考えても分かると思いますが、内ラチを走れる確率が最も高い馬ですからね。
そのようなアドバンテージを得た馬がじっくり前を睨みながら好位からの番手競馬でも
しようものなら、追い出すタイミングさえ噛み合えば多少の能力差があろうとも
十分競馬になります。



つまり、近走成績が芳しくない馬でも、枠順の恩恵と先行可能な脚力があれば
混戦時の穴馬として狙ってみる価値は大いにあるでしょう。



以上の内容から1700mの特徴としては内枠>中枠>外枠
脚質では先行≒好位差し>差し>追い込みと考えてよいでしょう。
逆に言えば、大外枠から捲くりきって勝ったような馬はよく覚えておいたほうがいいかも。
その馬は現級では力が違う→先々も好走という可能性が大きいということです。

S49








【1870m】

サンプルは少ないですが、基本的に1700mと同じような傾向が出ています。2コーナーの奥、ポケットからのスタートで当日はJBCクラシック1鞍のみ。
1700mよりは先行争いが若干落ち着きますが、バリバリのオープンクラスが
軒並み顔を揃えてくるレースが多いので、やはり力のある馬に分があります。
先行・差しの差は1700mとは違って、顕著に有利不利というのはあまりありません。
1700m、1870mのレースは、残り800mから捲くるなど、捲くり方も半端じゃないので、一見の価値あり!(笑)







以上が距離別の解説でした。
ここからは独自の園田競馬の馬券購入においてヒントとなる点を紹介します。







私はパドックを確認した後、モニターでオッズを確かめるようにしています。
というのも、オッズで馬に対する先入観を持つと、どうしても正しく評価できないのです。
園田をはじめ、全国の地方競馬ではJRAとは異なり、一部の馬を例外として
一定期間においてとにかく凄まじい数のレースを使っているわけです。
園田では1月に2、3走使ってくる馬もザラではありません。
ですから休養らしい休養を取っている馬の方が少ないと考えています。
となれば、さすがに毎度毎度走る気満々という馬はそういないでしょう。



パドックはあくまでその日の調子、言い換えれば“今回、走れる状態”に作ってきたか。
これを確認することが重要だと考えます。
そもそも実力は新聞内の馬柱と(あれば)厩舎談話にある力関係をほのめかすコメントを
目で確認する程度で十分です。

例えば持ち時計1つとっても、さすがに2秒も3秒も違えば誰が見たって
能力の優劣ぐらいのことは判別がつきますからね。



厩舎側もレースを使っていく中で上昇中か下降線かを把握していくわけですから
馬券において活用しない手はありません。

参考までに私は、馬体の造りよりも首を振るリズムや目、つまり前脚より上の
顔全体を注目しています。一定のリズムで外側を見た目に堂々とした歩きをする馬は
『あぁ、今日は走る気のあるいい状態だな。一発狙っているかもしれない』と見ます。



続いてオッズですが、園田競馬はオッズという要素がレース攻略に占める割合が
非常に高いと考えます。

例えば単勝1000円の馬ならJRAの場合、複勝は200~400円の間で推移するものと
考えられますが、平然と複勝が100円台で払い戻しになったり、1着馬の単勝よりも
その馬の複勝の方が高い配当になったりすることがほぼ毎日ありえます。

そういう現実があることから、単勝・複勝を購入する場合には締め切り1分前まで
オッズを確認しておけば、突然の大変動にも対応(穴だと思ってマークしていた馬が突然
人気したりする場合がある→馬券購入を見送り、ケンする)が可能です。



逆に連勝系馬券はそこまで神経を配らなくても、ほぼ変動はありません。
私は自己流の馬券方針を一貫するためそのほとんどを単勝・複勝で買っている人間なので
JRAと違って、直前までマークシートとオッズモニターのにらめっこです(笑)
果たしてJBC当日は、この作戦が使えるのかどうか、非常に不安ではありますが・・・



これも慣れれば、どの馬の人気が突然変異するかということも察しがついてきますが
園田のオッズの特性を踏まえて初めは馬連や馬単、ワイドを活用するのがいいでしょう。

もちろん、単勝・複勝はレースによっては意外と好配当になることも稀にあるので
馬券のスタイルは人それぞれ自分に合ったもので勝負されてはいかがでしょうか?

では全国でJBC競走を心待ちにされている皆様、共にがんばりましょう!

当日は関西学生愛馬会を代表して、現地で熱い声援を送ってきますね。



イッパツマンさんの所属する関西学生愛馬会のBLOGはこちら
関西学生愛馬会

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2008.11.03 Mon l JBCデータ集 TB(0) l top ▲

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