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同一重賞三連覇といえば金鯱賞でのタップダンスシチーや最近ではエリモハリアーが函館記念で、昔にさかのぼってみると鳴尾記念でセカイオーが成し遂げていますが同一GⅠ三連覇となると先日の南部杯で達成したブルーコンコルドと天皇賞を春、秋、春で3連覇したテイエムオペラオーぐらいしか思いつきません。

普通に考えてみても3年間続けてGⅠを勝つことは至難の業。あのディープインパクトやシンボリルドルフでさえ2年連続止まりでした。それほど難しい同一GⅠ三連覇を毎年競馬場の異なるJBCクラシックで達成したのがアドマイヤドンでした。

母に93年桜花賞、オークスの牝馬二冠馬のベガ、兄に99年日本ダービー馬アドマイヤベガというまさに超良血という血統背景で生まれたのがアドマイヤドンでした。

前出のアドマイヤベガと2つ上の兄アドマイヤボスとは違い父はサンデーサイレンスではなくティンバーカントリーでした。この血統がのちの競走人生に影響を与えることになります。さらに馬主は2頭の兄と同じ近藤利一氏でしたが、調教師は橋田満調教師ではなく松田博資調教師でした。


2歳時は朝日杯FSを制し、JRA賞最優秀2歳牡馬に輝いたアドマイヤドンでしたがクラシック戦線では複勝圏にも入れませんでした。

そこで陣営はデビュー戦で圧勝したダート界へ進むことに決めます。それがこの馬の競走人生を大きく変えることに。菊花賞から中1週で臨んだ第2回JBCクラシック(盛岡)で圧倒的なパフォーマンスを見せます。

相手にはダート界の女傑プリエミネンスや帝王賞馬のカネツフルーヴがいましたが2番人気に推され、結果レースでも2着に7馬身差をつけたのです。同期のゴールドアリュールに続く砂の新怪物として名を轟かせるきっかけのレースになりました。
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その後ジャパンCダート3着、フェブラリーS11着とJRAのGⅠでは勝利できずにいた4歳のアドマイヤドンですが、再び盛岡で輝きます。前走のエルムSで9馬身差の復活勝利をあげて臨んだ南部杯で3つめのGⅠタイトルを奪取します。その勢いのまま第3回JBCクラシック(大井)で連覇を果たします。

この時にはアドマイヤドンの前に立ちふさがってきたゴールドアリュールは喘鳴症で引退していたためアドマイヤドンがダート界の帝王となります。この連覇はただの連覇ではないでしょう。まず場所が異なるのです。前年は盛岡で当年は大井です。距離は2000㍍で同じですが回りが違います。

また、大井のダートは中央のダートとは違って異質だと言う関係者も少なくありません。初めての条件だと力を発揮できないことがしばしば見られる中、それらの全てを克服しての連覇には価値があるのではないでしょうか。

そして第4回JBCクラシック(大井)は歴史に残る一戦となります。第3回JBCの後もジャパンCダート2着、フェブラリーS優勝、ドバイワールドC遠征、帝王賞連覇とダートの超一線級として活躍していた同馬は記録に珍しい同一GⅠ三連覇という偉業を達成するために大井競馬場へと乗り込みます。

ここでもアドマイヤドンの強さだけが際立つレースになります。結果はのちにダート王になる船橋のアジュディミツオーを3/4馬身差に退け鮮やかに、軽く三連覇を達成します。2:02.4というコースレコード(翌々年にそのアジュディミツオーに帝王賞で塗り替えられますが)のおまけつきで。
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03年、04年とJRA最優秀ダートホースに選ばれるなど活躍した同馬は05年は芝、ダート問わず出走。かしわ記念(4着)を最後にアドマイヤドンは引退します。もしその年の第5回JBC(名古屋)を走っていたらどんな結果になったでしょうか?四連覇をしたかといえば微妙なところ。JBC三連覇後のドンはまたもジャパンCダートで敗れ、芝に挑戦するなど精彩を欠いていました。普通に考えたら難しかったでしょう。しかしJBCともなれば馬も目の色を変えたかもしれませんね。

最終的には、GⅠ7勝。これは当時はシンボリルドルフ、テイエムオペラオーに並んでのタイ記録(もちろん現在もディープインパクト、ブルーコンコルドを加えてのタイ記録です)

今年の南部杯で三連覇を達成したブルーコンコルドがJBCスプリントで3回目の優勝を目指します。昨年はクラシックに挑んだため連続での優勝ではありませんがもし達成すればGⅠ8勝目とともに大偉業と言えるでしょう。アドマイヤドンがなしえなかったことが今年のJBCで起こるかもしれません!

そのだえきまえのぼり



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2008.10.29 Wed l JBCリレーコラム TB(0) l top ▲

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